シャルの父親
緑のくせっ毛髪、赤眼の男性。
シャルの父親であり、彼が生まれる前に亡くなっている。
彼の母親であるシャルを身ごもった状態のミイアと駆け落ちしようとするが、
道中で魔物に襲われ、両腕をもがれ、瀕死の重傷を負ってしまう。
偶然通りがかったカゲに助けを願い、
最早助からぬ己の身体を捧げ、ミイアとシャルを助けてもらう。
色や表情こそ変わったが、人型のカゲの本来は彼、ロギアの姿そのままである。
カゲ曰く、"破格の契約"である。
カゲも使い物にならない身体を補填するのにかなりの労力を使ったというのもあるだろう。
没後、魂はカゲから解放され、既に輪廻の輪へと加わっている。
ロギアの名は彼の出身村の言葉で、『運ぶモノ』。
奇しくもカゲの現在の姿を、シャルを闇猫と出会わせるきっかけとなった。